2013年01月01日

コミックマーケットに参加してきました。

あけましておめでとうございます!

meaning of nonsense jacket.png

昨日はコミックマーケット83にSUKIMONOの一員としてサークル参加してました!楽しかったー!
前回の記事で「アルバムを出します」って書いてたけど結局間に合わず、代わりにシングルを作りました。
なんとなく気が向いたので、曲の解説とか、こんな気分で作ったよ、なんて話なんぞしようかと思います。

1.MEANING OF NONSENSE
仕事をしている最中にふっと思いついて作り始めたものです。(いや、別に仕事中に作ってたんじゃないですよ?
家に帰ってから作ってますよ?)


「ボカロに架空のポップスのサビだけ歌わせて、
それをネタにしたナードコアみたいな曲、作れんじゃね?」


俺の好きな「ナードコア」の曲って(DJシャープネルとかが顕著だが)アニソンのサビをサンプリングしてピッチを上げて速くしてハードコアにRemixしたようなものがよくある。その「ネタ」部分の「歌」は倍速レベルまで速くしてしまうと人間の歌もボカロの歌も大差なく、全部「ピッチを上げた声」として聞こえる。
今はタイムストレッチの技術も上がってピッチを上げずとも速くすることは可能なはずなんだが、今でもナードコアでは速くするのにピッチを上げる。これは多分「ピッチを上げた声ネタが高速のガバキックに乗ってるとテンションアガる」から、という積極的選択によるものなんだと俺は解釈している。事実テンションアガるし!

私は大きなバスドラムに、大げさなオーケストラヒット・レイヴスタブを入れて、かつ極端にハイトーンなアニメボーカルが、これ以上ないぐらいにメロディアスなメロディーを奏で、それでいてこれ以上ない程緻密なコード進行が走り、静と動を行き来する極端な楽曲進行の元、意味深で実際に意味を知れば涙なしには語れぬ歌詞を、何度でも再演できる複製芸術CD/MP3で聴きたいのです。
「自分語り567 - 何故曲名に日本語を使うのだろうか?」


俺もだいたい同意見です!

でも、歌詞に意味はなくてもいいかな、ということで大好きな楽曲の特にイミフな部分を歌詞っぽくしてアニソンのサビっぽいメロディに乗せてみた。(この時点でサビのメロディと歌詞はほぼ固まっていた)
で、それを仕事中に小さい声で唄いながら「意味ないなーwww」って笑ってたんだけどせっかくなのでタイトルも「無意味」、にひっかけて「MEANING OF NONSENSE」に決定。この言葉自体はSmily Slayers(ニコニコ殺人団)などで知られるスズキナヲト氏の数多くある別名義の一つなのだが、俺は勝手に「無意味の意味」の訳語だと思っている。実際どうなのかはわからないw(さっきGoogle翻訳にmeaning of nonsenseって突っ込んだら「ナンセンスの意味」って返されたwwww「無意味の意味」を入れたら「The meaning of meaningless」と出た。)

実際に曲にするにあたって、ボーカロイドはちょっと前に買ってまだ出番のなかったGUMIをチョイス。声質の「いい意味での生々しさ」がピッチを上げた時にも生きると思ったし、ハードコアはミクでは不向きなジャンルだと考えていたので。「Adult」と「Power」に歌わせたのを重ねて使っている。

作業に入ってみて、楽しくてしかたなかった!かつてやりたかった「俺の大好きなナードコア」が、ナードコアのシーンを離れてボカロPになった今、作れている!と感じることができたからだ。皮肉なものだ。なので、同一人物の製作ではあるものの、気分的な理由からこの曲は「DJパターサン+ロウファットカシマシ」の名義で出すことにして、シングルの副題に「Dropout from NERDCORE」をつけた。もっと直接的に某ラノベのタイトルパクって「ナードコア学科の劣等生」にすることもちょっと考えたが元ネタ読んでないからやめたwまあ訳語としては近いと思うが。

ナードコアで在るためにはナードコアシーンに居る必要があるが、ナードコアテクノはナードコアシーンの外でも作れる。通常「ナードコア」と「ナードコアテクノ」は同義だが、俺は「犬死に」という特殊領域に居た。そこでは「ナードコアテクノ」という音楽と「ナードコアという在り方」を分けて考えていた。で、結局のところ色々あって俺はナードコアテクノをやるためにナードコアであることは置いておくことにしたんだった。とはいえ、その後アイドルヲタになったりアニソンクラブイベントに関わったりボカロPになったりして、俺は随分ナードコアテクノからも離れていたのだ。やりたかったんだけどね、ずっとね。だからちょっと嬉しかった。作ってて楽しかった。そんなわけで思い入れの深い曲なのでタイトルチューンとなった。これでちょっと吹っ切れたかなー、なんてね。

2.parapaparapa
この曲は実は「タイトルと歌詞のコンセプト」と「メロディ」を二つの曲から流用している。ひとつはボツ曲、もう一つは他サークルへの参加作であるもののいまいち日の目をみてない曲なので、ある意味これは敗者復活戦の勝利、なのかもしれない。

・タイトルと歌詞について
daniwellPの「nyanyanyanyanyanya!」に触発されて、ああいう「人が歌うのが困難な曲」を作りたいと思った。で、「nyanyanyanyanyanya!」より難易度上げたくってアシッドハウスっぽいフレーズでずっと16分音符で「ぱららぱぱららら…」みたいな感じに「ぱ」と「ら」の様々な順列組み合わせでやったら歌詞読むのもしんどいから【歌ってみろ】タグな曲になるんじゃね?って一人で盛り上がってボーカルパートの打ち込みまでやってた曲が「parapaparapa」というタイトルだった。本来「ICONOFRAGMA」に収録予定だったんだが、「とおくできこえるデンシオン」などの「信号音街区」シリーズの曲を思いついたところで自分内コンペティションに敗れ、HDDの中で眠ることとなった。

・メロディについて
ボカロに手を出す前、とある同人サークルから「ゲームを作るので手伝って欲しい」という依頼をもらった。なんか魔法少女モノのADVらしいが、一部ミニゲームの操作にWiiリモコンを使うというのが売りらしい。で、魔法少女の変身シーンをミニゲーム化したいらしく、そこの振り付けとBGMを頼まれた。最初のミーティングでこんな感じ?と提示して同意された「smooooch・∀・」っぽく作った曲はボツになリ、その時の再ミーティングで怒った俺は途中で席を立って帰宅、一日でこのメロディの曲を作って再提出、後日振り付けもつけて採用された。で、ゲームはなんとか頒布されたらしいが全6話予定の2話までしか出ていないらしいとその後知った。仕方ないと思う。政治ネタを絡めていたが運悪く民主党政権がフィクションよりネタ臭い政治を実際に行うようになり、更に追い打ちは「魔法少女まどか☆マギカ」が魔法少女というジャンルを根本から揺さぶるレベルの変革をもたらしてしまった。十年一日状態で変わらなかったものにちょっと変わった視点を持ち込んで作品化しようとしたらたまたま同時期に大変革がやってきてしまった。ただ、運が悪かったとしか言いようがない。こういう不運はどんな時代でも起きていて、たまたま俺はそこに巻き込まれたんだと、そう思った。面白いコンセプトだと思ったけどそりゃ「まどか☆マギカ」が相手じゃ分が悪いよなあwww
そんな不遇のゲームに使われた曲のメロディだが、「インストだけど歌がついてもいいくらいポップなのをお願いします」って依頼をされて感覚としては歌モノっぽく作ったので、今回歌モノ(?)として復活させるにあたっても非常に楽だった。

上記のような経緯で二つの曲の要素を合わせて一つにしたわけだがなんとなく、「音ゲー曲っぽい、短い曲がやってみたい」と思って悪戦苦闘。無駄な引き伸ばしが出来ない分、必要最低限の要素を短い中にしっかり入れなきゃいけないので結局この曲が「作曲作業」としては最後までかかった。終わったのは31日の0時過ぎ…

3.さんまんえんで手をうとう
これも仕事中に思いついた曲。仕事がヒマな時は頭が他のことを考えるから、曲を思いつくことが多いんだよねw
元ネタは中川いさみ「クマのプー太郎」の4コマのひとつ。子供番組っぽいなにかでお姉さんが「さんまんえん」って言ったらみんなで手を叩く(手を打つ)っていうやつw
なので最初はその部分をリズムに乗せることくらいしか決まってなかった。その日は結構ヒマな時間が長かったので歌詞とメロディも作り、これも仕事中に小さい声で歌っていたwww
こっちはボカロはミク以外ありえんだろう!とさっくりミクさんに歌ってもらい、喋りをどうするか、考えた。ミクさんにトークロイドしてもらうか?いや、めんどくさい。そうだ、東北ずん子を買ってたじゃないか!元々「おまけトーク」要員だったずん子ちゃん、いきなり曲に大抜擢wwwww
子供番組のお姉さんっぽい無駄元気な感じに「さん・まん・えんっ!」ってやってもらいました。
メロディも子供が歌えるくらいシンプルにしたのでトラックの方向性も自然と「シカゴハウスっぽい感じでいこう!」となった。そう、この曲↓のような。

今改めて聴くと、俺の曲にはファンキーさが足りないな。もっとファンキーにしないと。

4.アイラクリマ
昔持ってたけど手放してしまったCDを、最近買い直している。アマゾンマーケットプレイスやブックオフオンラインがかなり頼もしい。調子に乗ってDiscogsまで見てるがそこはまだ手を出してないw
で、その中の一枚、「Remix TRAX vol.11 Chill&Experience」に収録されていた「Cry」という曲をおもっきしサンプリングして作っている。ボアダムスの山塚アイがリズムボックス鳴らしながら泣いてるだけ、という衝撃的な曲だ。単純にこの曲をクラブトラックにしたかった、というそれだけの理由でつくった。ある意味Remixみたいなもんなんだが声ネタに原曲以外の要素を大幅に足してるので別の曲とすべくタイトルをつけた、って感じ。「泣き声」という共通項からいろいろ引っ張ってきて、結果的にこんな曲クラブでかかったら引く、そんなトラックになったw
ダブステップ要素入れたくてArturiaの「SPARK DUBSTEP」を導入している。このプラグイン、面白いけど重い…うちのPCだと鳴らすだけでブチブチノイズが乗るよ…
曲の方向性としては「ぼくのかんがえたかっこいいいーでぃーえむ」のつもりなんだがやはり制作環境がせせこましいせいか、作ってる人間の器が小さいせいかアメリカで流行ってるEDMが持つ「ビッグルーム感」が出せなかったなあ。残念である。skrillexとかzeddみたいにしたかったなあwww

5.1/f
6.1/f(DUB)

せっかくなのでポリゴンレインボウ名義の曲も入れたい、ということで。実はこの曲はPart1から4まであるのだが、その中で今でも気に入っている「2」と「4(「2」のDUBミックスという位置付けになってる)」を収録した。一時期HIPHOPにハマってて、その勢いでこの曲とあと今回の「おまけトーク」のBGMになってる「はなざかりフォレスト」を作ったのを記憶している。8年くらい前に作ったこの3曲はいまだにお気に入りなのでこうやって出す機会ができてうれしい。

7.MEANING OF NONSENSE(カラオケ)
8.parapaparapa(カラオケ)
9.さんまんえんで手をうとう(カラオケ)

歌う人居るのか?というこんな曲でもカラオケは必ず入れたい、それが俺のシングルのルール。
でもMEANING OF NONSENSEあたりはともかくparapaparapaは誰か歌わないかな?動画を上げて【歌ってみろ】タグつけてみようかな?CDに歌詞カード入れる余裕なかったからなー。次回頒布から入れようかね。
「さんまんえんで手をうとう」はずん子のパートも消してあるので、元気よく「さん・まん・えんっ!」ってやってね!

10.はなざかりフォレスト(おまけトーク)
これが正真正銘最後に作業したトラック。前述のとおりBGMは8年位前にポリゴンレインボウの曲として作ったもの。ポリゴンレインボウ自体の歴史は古く、結成はなんと1994年!後にロウファットカシマシにも一時期参加してくれたU2Gと二人でやったノイズ/スカムユニットだった。当時勤めていた会社の先輩がやってた企画ライブで一回だけライブしたことがある。周りはオジー・オズボーンのコピーバンドとかなのに俺らだけやってる曲がニューオーダーとか山本精一とかwwwww最後は長渕剛とSPKのマッシュアップ流して暴れまわってただけだしwwwwwwww客ドン引きだったよwwwwwwwwwwまあそれ以降なんにもしてなかったけど、俺がU2Gの後を追うように東京に出てきたところで、当時HIPHOPにハマってたU2Gからいろいろ聞かせてもらって影響を受けて作ったのが「1/f」と「はなざかりフォレスト(当時は別のタイトルがついてたはずなんだが忘れたので改めてつけなおした)」だったわけだ。なんでポリゴンレインボウ名義にしてたかは覚えてないが、多分「はなざかりフォレスト」はラップを乗せることを前提にして作ってて、リリックまで考えていたようなうっすらとした記憶があるので、二人でラップやろうとしてたのかもしれない。黒歴史だなwww

今回から「広報」の東北ずん子が登場。「自称妹」の月読アイとかけあいのトークとなった。
VOICELOID面白いよなあ。もっとみんな使えばいいのに。
このおまけトークで謝辞出してるけど、ジャケットのGUMIのイラストはサークル「生ぐーみん。」にも参加している絵師、awpさんにお願いして描いてもらいました。依頼したのが12/14で「冬コミで出します!」ってどんだけ無茶な依頼かと。しかもこの時点で渡したのはMEANING OF NONSENSEの歌詞のみ!そんな状況にもかかわらず素敵なGUMIちゃんを描いてくれました!ほんとに、ほんとにありがとうございます!事前告知無し、試聴不可にもかかわらず10枚も売れたのは確実にawpさんのイラストのおかげだと思っています。

このシングル、短期間で作った割りには非常に面白いものになったな、って個人的には思ってるんですが今後の即売会参加予定がニコニコ超会議2内のボーマス24まで無いので、即売会で頒布したくても出来ないのですよ。
なので、しばらくはSUKIMONOのDJイベント「ボカフリ」にて物販やろうかと思っています。直近はリンク先になってる次回、1/12(土)ですね。後でYASUさんに許可貰っておこう。

今後の予定ですが、今度こそアルバム出します!なにせ4月ですから余裕余裕!…多分余裕…
【関連する記事】
posted by パターサン at 18:45| Comment(0) | 自分語り | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年10月15日

湿っぽい話もなんだし、告知。

即売会参加情報です。

10/28(日)「M3 2012秋」にSUKIMONOのメンバーとして参加します。
コンピレーション・アルバム「NightGroove2」に一曲参加してます。
いつもどおりシングルも持っていきますのでよろしくお願いします。

11/3(土・祝日)「みんなのUTAU」に久しぶりに
firephlex単体で参加します。
この日はシングル2種のみの頒布です。

あとは、当選さえしていれば冬のコミックマーケットでアルバムを出すことになるはずです。
制作は進んでいます。
posted by パターサン at 14:26| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

誰かと比べること

同人板まとめブログで「合同サークルをしている二人の間で大きく差ができてしまい、嫉妬した片方が相方をヲチスレに晒した」、という話を読んだ。
自分も似たような状況かな、と少し思うこともある。
現在のfirephlexは基本的に自分がDJで参加しているサークル「SUKIMONO」に間借りのような形で出展しており、紙ジャケットシングル「ICONOFRAGMA」「コンシューマーテトロミクス」とアルバム「LostSongs1」は最終的には別会計になっている。(代金はまとめて袋に入れるけど後から売れた枚数を伝えてその分だけもらってる)そして、SUKIMONOには中堅の人気ボカロP、MineKさんがいる。SUKIMONOの売上を支えているのは主に彼の作品で、俺のアルバムなどはむしろ赤字を出しているような状況だ。(一度値段も変更してるし)
「いいなあ、俺も売れたいなあ」という気持ちが無いと言ったら嘘になる。周りで同人やってる人全員に対して俺は思ってる。

ただ、幸いな事にみんな違うことやってるせいか嫉妬にはならない。例えばMineKさんと俺では扱うボカロが違うので競合しない。MineKさんは基本的にMEIKO&がくっぽいど、俺は初音ミク&重音テトなのでまるで層が違う。ジャンルで言うなら大雑把に「クラブミュージック」という点では一致するがハウスを基調にした彼とRAVEが根底にある俺では微妙に被らない感がある。そういうわけで安心して俺はニコニコしながらSUKIMONOのブースで全てのCDをオススメできるのだ。

ただ、先日自分のDJでMineKさんの曲と俺の曲を両方かける機会があった。俺の曲の時は人がいなかった。
MineKさんの曲をかけたときはそこそこ盛り上がった。まあ最大の盛り上がりを得たのは「サンドリヨン」かけたときだったがなwwwww偶然にもコスしてた人もいたしwwwwww
うーん、売れたいなあ。
posted by パターサン at 14:12| Comment(0) | 自分語り | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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